令和4年公認会計士試験第 II 回短答式試験の合格発表が、6月24日に行われ、受験者数(答案提出者数)9,870 人に対し、合格者数 780 人 となっていたようです(合格率7.9%)。
第 II 回の合格率は毎年12%ぐらいだったことを考えると、今年は低かったようです。
短答式が年に2回なってから、もう10年経つんですね。
私が受験した頃は、年1回で、経営学、経済学、民放のうち2科目選択という時代でした。
民法を選択したことは激しく後悔しました。
短答式試験を一度合格すると免除され、論文式試験は科目合格(いずれも有効期間は2年間)が導入されており、チャレンジしやすいようになりましたね。
論文式の合格率が毎年35%ぐらいなので、3回受ければ、合格するという感じの数字でしょうか。
短答式に受かれば、合格が手の届くところに見える感じがするんですかね。
論文式の2回目、3回目を受けた人の合格率は、調べてみたけど、わかりませんでした。
小室圭さんの報道で、ニューヨークの弁護士試験なんかは、2回目、3回目と合格率がどんどん落ちているようなので、合格率は、2回目、3回目とどんどん落ちていくのか気になるところです。
短答式を受かったばかりに、泥沼にはまり込んでしまうリスクというのは認識したいように思います。
「会計士試験は、どれぐらいの勉強した?」とか合格時には、ちょくちょく聞かれたのですが、私の経験だと、勉強は1日10時間、1週間に1日だけ必ず休んで、休日は、ランニング等の運動をして、体力向上とストレス解消をするというのが、一番勉強効率が良かったかなと思ってます。
あんまり勉強し続けると、体調不良等で、かえって勉強効率が落ちるのかなと思います。
私は、勉強し続けた年は、成績はよかったのですが、受からず、その後、体調を壊して、しばらく満足に勉強できなくなりました。
体を壊してしまうと、私のように1年無駄になってしまうこともありますし、何もしない休日を意図的に作るというのは、大事なことだと思います。
受験勉強に限らず、社会人になってもそう思います。
今でも休日は、ランニング等をして、意図的に運動をするようにしています。
論文式の前日も、ランニングして体調を整えてました。
運動すると変な不安がまぎれる気がするんですよね。
合格のコツなど、結果論に過ぎませんが、事実として、試験というものは、当日試験ができた人だけが合格します。
いままでの模試の成績は、当日の試験に全く関係ないので、当日は試験だけに集中するように、できるようにする状態にすることが大事なように思います。
私は集中力が人よりなく、集中力が1時間が限度のようでしたので、毎科目、試験中にトイレに行って、集中力をリセットしてました。
自分に合った勉強方法や試験対策を見つけるというのが、一番の勉強かもしれません。